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一人カヌー旅で磨いた力で(!?)、数々の医療実績をもつ外科医に。そんな「佐々木整形外科」(安佐南区祇園)佐々木先生にインタビューしてみた。

「まるごと安佐南&安佐北ブログ。」で、いまやおなじみの祇園クリニックビル。
イオンモール広島祇園のすぐ近くにある、ホテルのような外観の真新しいおしゃれなビルに、複数のクリニックと薬局が入居しています。

祇園クリニックビルはコチラ!
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地図はこちら↓

駐車場が広くて便利です。

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ビルの入口にある各階の案内看板です。

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この祇園クリニックビルには耳鼻咽喉科、歯科、皮膚科、婦人科、内科、糖尿病内科、眼科、整形外科、そして薬局、介護関係など一堂に揃っています。

それでは、2019年4月に開院した「佐々木整形外科」へ。
今回、「まるごと。」編集部が取材にやって来たのは、最上階である4階フロアを占有している「佐々木整形外科」です。平成最後の今年4月に開院したばかりの新しい整形外科です。

ちなみに、ビルのエントランスに、こんな「お知らせ」が貼ってありました。

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一流ラジオ番組「ごぜん様さま」(RCCラジオ)に出演することもある医師さんようですね。

エレベーターに乗り込み、4階へ。
到着してドアが開くと、すぐに「佐々木整形外科」の入り口がありました。

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ガラス張りで開放的な感じです。

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こちらが受付です。取材時は開院したばかりだったので、お祝いの豪華な花でいっぱいでした。

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こちらは待合席のひとつ。院内にはゆったりとした白いソファ席がいくつか点在していました。

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院内にはあちこち、緑の植物があります。

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「できるだけ、患者さんにはリラックスしてほしい」という思いから、本物の植物が植えられた空間づくりがされています。

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本物の植物なので、毎日の水やりとか手入れに手間はかかるようですが、居心地のいい雰囲気になっています。

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絵本『ぐりとぐら』や『ざんねんないきもの図鑑』など本が並んでいます。

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居心地のいい空間で、待ち時間ものんびりと過ごせそう。

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あと、絵画もあちこちで飾られています。

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画家である、佐々木先生のお姉さんが描かれたそうです。


そしてこちらは窓際の待合室。屋上テラスと隣接しています。

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・・・というか、整形外科に屋上テラス!?  屋上テラスに出てみました。

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最上階という場所を生かし、屋上テラスを設けたとのこと。

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屋上テラスは2ヵ所もあり、木々や季節の花々が咲いています。

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風がとても清々しくて気持ちいいです。リハビリにも力を入れている整形外科なので、患者さんがリラックスしてリハビリができるような空間づくりにこだわって作られたそうです。


いよいよ(ようやく!?)、院長の佐々木先生にインタビューしました!

ではいよいよ、佐々木整形外科の佐々木院長のインタビューです。

こちらが、院長の佐々木浩文先生。なんかワイルドな雰囲気です。

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■院長の佐々木先生って、どんな人!?
― 佐々木先生、はじめまして。整形外科の医師になろうと思ったきっかけを教えてください。

佐々木先生(以下:佐々木)「子どもの頃、わし(自分)はおばあちゃん子でした。学校から帰るといつも迎えてくれて、休日にはわし(自分)をしばしば、そごうに遊びに連れて行ってくれました。よくハンバーグ定食を食べさせてくれていました。
そんなある日、わし(自分)が中学生のときです。そのおばあちゃんが大腿骨頸部を骨折して、寝たきりになってしまったんです。手術をしたけれども、リハビリがうまくいかなくて。それまで連れて行ってくれていたデパートにも一緒に行けなくなりました。
そのとき、『よし! わし(自分)が医師になって、おばあちゃんのケガを治す』と心に決めたんです。それが医師をめざすきっかけなんです」。

― それから勉強されて、広島大学の医学部に進まれたんですね。大学時代はやっぱり勉強ばかりですか!? 医学部って、大変そうですよね。

佐々木「いやあ、そこまでは(笑)。わし(自分)は、勉強が効率よくできるタイプだったんですよ。
大学時代はよく旅に出ていました。
旅と言ってもツアーではないですよ。基本、ひとり旅です」

― どんな旅をしていたんですか!?

佐々木「カヌーで日本全国の川を旅してまわっていました。
当時、自然の中を旅する作家の椎名誠とか流行ったじゃないですか。あんな感じです。
カヌーはバラバラにしてリュックサックに入れて背負い、電車は格安の青春18キップを買って利用していました。
京都の舞鶴まで自転車で行き、そこから船で北海道の釧路に渡り、2週間かけて釧路川を下ったり・・・。大学6年間をかけて、まとまった休日がとれれば、日本全国に旅立っていましたね」

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― カヌーのなにが、そんなに佐々木先生を夢中にさせたんですかね!?

佐々木「自然そのものが満喫できたり、陸からとは違う角度から見える水上からの景色のすばらしさだったり。
何より、川を下っていき、次第に川幅が広くなり、そして海に到着したときの開けた光景がいいんですよ」

ちなみに「カヌーが医療にも役立っている」なんてことはあるんですか!?

佐々木「それが、実はたくさんあるんですよ!」。

なんと! ぜひそのお話を聞かせてください。

佐々木「わし(自分)はこれまで、脊椎脊髄の手術を3000回以上、細かい手術も含めると、1万回以上行ってきました。

その手術において、カヌーの経験が本当に生かされてきたんです。

カヌーで川を下っていると、予想を超えたことが起きます。
それまでゆったりとして流れだったのに、突然、激しい急流になったり、いきなり落差のある場所に遭遇したり。
先の見えないカーブばかりの川のときもある。
先が見えず、この先に何があるかわからな
い。
いくら事前に地図でチェックしていても、やはり現場に行かないとわからないことが多いんです。
だから、少しでも油断すると大きな事故にあってしまいます。
手術も同じです。いくらスムーズに進んでいても、気を緩めないようにしていました」

―  なんと、本当にカヌーと手術は同じなんですね!

佐々木「そうなんですよ。
同じ場所でも、水上のカヌーからの視点と、陸上からの視点は異なります。
カヌーからの視点だと見えない景色も、陸上からの高い位置からの視点だと見える景色がある。その逆もある。
手術のときも、同じ視点ばかりだけではなく、いろんな視点から患者さんを見るようにしていました」

― カヌーと手術、、、奥が深いですね。しかし、肝心の佐々木整形外科のことよりも、カヌーまでの話でインタビュー時間が40分以上が経過しました(笑)

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■佐々木整形外科って、どんな特長が!?
― 広島県で37人しかいない脊椎脊髄の外科医として、華々しい手術経歴をもつ佐々木先生が、この祇園に整形外科を開院しようと思ったのはなぜですか!?

佐々木「手術は自分の腕次第なところがあり、とてもやりがいを感じていました。
手術が成功し、感謝されることがたくさんありました。

― それはすごいですね。医療ドラマのようです。

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佐々木「しかし、手術が成功しても、首や腰の痛みが取り除けなかった方もいます。
このクリニックを開院したのは、そんな手術では治せないような、目に見えない痛みを治療するために、地域に根ざして徹底的に患者さんと向き合える医療施設を作りたかったんです。安心してずっと通えるような、居心地のいいリハビリ施設を整えた医療施設を」

診察や設備に特長はありますか!?

佐々木「たとえば当院では診察で、この整形外科用の超音波(エコー)診断装置を使っています。必ずしも診察はレントゲンでなくてもいいときがあります。
エコーだと被爆することなく診察できますし、立体的に見ることができるのでより正確に診察できると考えています」

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― エコーで診察する話、もう少し詳しく聞かせてください。

佐々木「痛みのある関節や筋肉、骨などの部分を、エコーを使いながら画像診察していきます。そして、痛みの原因であろう筋膜部分を見つけたら、画面を見ながらその場で治療を進めていきます。画面を見ながら治療を進められるのがいいところなんです」

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なるほどですね。あちらのリハビリ施設も広いですね。

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佐々木「リハビリ施設というと、閉塞感がある空間で、そこに痛みを抱えながら、イヤイヤ通い続けるというイメージがなんとなくありまして・・・。

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― 確かに、好き好んでいくイメージはないですね。

佐々木「だから、閉塞感を感じさせないような、とにかく広くて開放的にしたかったんです。屋上テラスの庭と一体感があり、とことんリラックスできる空間にしたかったんですよ」

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↑自然光が入る天井のガラス窓。開放したら、心地いい風が入ってくるようです。

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↑大きな窓からの景色・・・いいですね!

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― それでは佐々木先生、今後の抱負を聞かせてください!

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佐々木「地域医療にさらに貢献していくことです。そして、自分の医療をとことん追求していきたいですね」

華々しい腕利きの外科医から、その経験を生かした地域医療へ。会話の話題のつきない佐々木先生の人柄も、この病院の特長でした。

■佐々木整形外科

住所/広島市安佐南区祇園5-2-45祇園クリニックビル401 

電話/082-850-3211 
HP/公式ホームページはこちらをクリック

(診察時間などは公式ホームページなどで確認くださいね)

【診察内容】
■脊椎・脊髄外科 
 首・肩・腰の痛み、椎間板ヘルニアなど
■整形外科(一般外来)
 スポーツ障害、関節痛、骨粗鬆症など
■リハビリ
 理学療養士による運動療法、物理療法
■ペインクリニック
 各種ブロック治療(X線テレビシステムや超音波を用いて正確に施行)神経ブロックにより炎症を起こし痛みの原因となっている神経に直接治療薬を投与することにより、痛みを速やかに取り除くことができます。

(書いた人/<本誌編集長>ジャッキー・リンガー)

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