今が旬の新物の「わかめ」(広島県産)が店頭に並んでいるのを見つけました。これを見ると冬も終わりだなあと、春の訪れを感じます。新物のわかめは柔らかくて香りがよくて、乾燥ものとは比べ物にならないくらいおいしいです。なかでも私が好んで買うのが、わかめの茎の部分「茎わかめ」。通常はわかめ加工時に捨てられてしまう部分ですが、料理漫画『美味しんぼ』でわかめ養殖所の人が「わかめの中で1番おいしいところですよ」と言っていたくらい、コリコリ食感がたまらないおいしい部分です。ミネラル豊富で低カロリー、それでいて安い! 今回は今この時期しか食べることのできない新物の「茎わかめ」を使って、コンビニなどで売っているちょっと酸っぱくておいしい「おつまみ茎わかめ」を作ってみます。
西風新都にあるスーパー「生協ひろしま」では、「わかめ」(写真左)と「茎わかめ」(写真右)の2種類が並んでいました。たっぷり入って1袋200円前後。
「簡単!おつまみ茎わかめ」の作り方↓
①まずは磯のにおいを取るため、塩抜きするため、1時間くらい水につけます。少し塩を入れると風味が損なわれず塩抜きできます。(つける時間はわかめの塩分濃度によって異なります。長くつける場合は水を交換しながら行います)
②次に食べやすい大きさに切ります。厚さが均等になるように分厚いものは半分に削ぎます。
③つけ汁を作ります。材料はたったの3つ。酢、しょうゆ、砂糖を1:1:0.5(甘さはお好みで調整してくださいね)の割合ですべて混ぜ、電子レンジで10~20秒ほど温めて砂糖を溶かしておきます。ピリ辛が好きな方は唐辛子を入れても。
④茎わかめを1~2分ほど湯がきます。湯がきすぎるとコリコリ食感が失われてしまうので様子をみながら。
⑤つけ汁に浸して完成。1~2時間ほど漬けると食べられます。(一度冷水にとってから浸すとわかめのきれいな色が残ります。私はそのまま入れました…)
とてもおいしい「おつまみ茎わかめ」が完成しました。
ポリポリとお箸が進みます。。。そのほか、茎わかめは炒め物や煮物にしてもおいしいですよ。広島の旬の食材、ぜひ試してみてはいかがですか。
(上記内容は記事作成時点でのものです)
【書いた人/情熱料理研究家ayamina】