図書館や、公民館などで絵本の読み聞かせのボランティアをされているサークル「まほうのポケット」さんが絵本会をするということなので、参加させていただきました。
今回の絵本会は、テーマに沿った絵本をみんなで読んで感想を話すというものでした。
普段、自分や子供が選ばない絵本に出会える機会になります。
開催された場所は広島市佐東公民館です。
開催されている部屋に入ると目に飛び込んでくるのは、色とりどりの絵本たち。
全部で46冊ありました。
今回の絵本会のテーマは「かがくのとも」
「かがくのとも」とは、福音館書店が発行している5~6才向けの毎月発行される絵本です。
その中で1/6程度が単行本としてハードカバーになって発売されています。
それを集めたものでした。
「かがくのとも」は今年創刊から50周年をむかえるということで、記念の本も販売されています。
50年続いている絵本なので、読んだことのある方も多いのではないでしょうか?
絵本会の参加者は20名程度。
図書館の司書さんや、小学校、図書館、公民館などで読み聞かせボランティアをされている方がいらしてました。
今回の絵本のリストが配布されます。
選書をされた、まほうのポケット代表、中山さんによる絵本の簡単な紹介がありました。
紹介が終わると、読書タイム。
それぞれ興味のある絵本を手に取って読み始めます。
色々な絵本があります。
そのうち何冊かをご紹介。
「だいず えだまめ まめもやし」
同じ豆から、大豆、枝豆、豆もやしができる様子が子供目線でわかりやすくかいてありました。
子どもに読み聞かせをすると、「えーっ、知らなかった!」と反応が良いみたい。
「ひもほうちょうもつかわない 平野レミのおりょうりブック」
料理愛好家平野レミさんの絵本です。イラストは二人の息子さんが書いたもの。
火も包丁も使わないので、小さいお子さんの初めてのレシピ本によさそうです。
「かがくのともの きゅうきゅうばこ」
子どもの応急手当の絵本です。
ケガをしたとき、やけどをしたときなどの対応方法がかいてあります。
旧版と新版、比較をして読むことができました。絵本会ならではですね。
他にもたくさん楽し絵本がありました。
フリータイムが終わると、トークタイム。
お茶とお菓子を楽しみながら、自分の読んだ絵本について話をします。
参加者の皆さん、絵本好きな方ばかりなので、とても盛り上がっていました。
最後に中山さんによる絵本の読み聞かせです。
大人になると、なかなか人の読んでいる絵本を聞くことはありません。
そのためか、皆さん楽しそうに話を聞いていました。
そうして、たのしい時間はあっという間に終わってしまいました。
最後に、この絵本会を主催された「まほうのポケット」さんのご紹介です。
写真は左から岡本さん、中山さん(代表)、古川さんです。
地域の乳幼児を対象に、本に興味を持ってもらうためのおはなし会を開催したり、今回のような、絵本会を開いて絵本についての知識を深めているサークルです。
代表の中山さんは、お子さんが生まれてから絵本により興味をもつようになり「もっと絵本の楽しさを伝えたい!」ということで、司書さんになられたというくらいの絵本好き。社会人になってから司書の勉強を始めるのは凄いですね。
絵本会は偶数月の第3金曜日に、佐東公民館で開催されています。
次回は12月20日を予定しているみたい。
新しい絵本に出会いたい方、参加してみてはいかがでしょうか?
参加には事前申込が必要です。
広島市佐東公民館に問い合わせをお願いします。
開催場所/広島市佐東公民館
問合せ先/広島市佐東公民館
住所/広島市安佐南区緑井6丁目29-25
TEL/082-877-5200
(上記内容は記事作成時点でのものです)
【書いた人/さつまいもこ】