広島市安佐南区&安佐北区あたりの地域情熱ブログ。さあ、僕たちはこの町でどうイキるか。

【太郎さんの名言も注目】全国区の有名人、路上生活者の広島太郎さんが死去。実は安佐南区出身、広島大学卒でマツダ社員だったみたい。※ご冥福をお祈りいたします

昔は「広島県民にとって、山本浩二(広島カープの名選手・名監督)の次に有名」とまで言われ、さまざまなメディアで取り上げられてきた路上生活者の広島太郎さん。広島市中区の本通り周辺で、ぬいぐるみをたくさん積んだリヤカーを引きながらド派手な姿で本通り周辺を歩いている姿を目撃し、ビックリしたことが一度はあるかと思います。そんな広島太郎さんが市内病院で亡くなっていたそうです。ご冥福をお祈りいたします。この話題はX(旧ツイッター)だけでなく、中国新聞で記事になるほど反響がありました。

ざっくりまとめてみました

さて、広島太郎さんですがその正体は謎めいていました。
「実は豪邸に住んでいる大金持ちで、わざわざ小汚い恰好に着替えて路上に出ている」とか「大失恋をきっかけにホームレスになった」といったさまざまなウワサが飛び交っていました。

しかし!


それはインターネットやSNSの利用が一般化する前の話でした。今回、広島太郎さんについて調べてみたら、いろいろと意外な情報が見つかりました。

まずはコチラです。登録者数 243万人のユーチューブチャンネル「ジョーブログ」です。チャレンジすることをテーマに、世界やディープスポットを巡っているチャンネルです。いまから8年前、広島太郎さんに会いに来たときのインタビュー動画を見つけました。広島太郎さんが69歳のときです。

この動画ではギャラ2000円で撮影がOKになっていました! 動画を見てみるとスクープ情報が目白押しで、なんと若い頃は広島発の一流自動車メーカー、東洋工業(現・マツダ)で働いていたそうです。さらに「昭和45年(1970)に広島大学の政経学部経済学科を卒業して、東洋工業(現・マツダ)に入社していたことも判明。会社は入社3年で辞めたそう。広島太郎さん曰く「サラリーマンは競馬の馬と同じ。調教されてから動くもの。競馬馬は嫌じゃ思うて辞めた」とのことで、その後は「なりゆきで路上生活者になった」と言っていました。驚きです。

生活費については相撲でいうタニマチ(スポンサー)が何人もいて、いろんな人たちが食事やお酒をごちそうしてくれていたようです。まさに自由すぎる人生です。

最後に広島太郎さんの名言がありました。「いままで大変な目にあったことはないんですか?」の質問に対してコチラです。

「人生長く生きていたらいろんなことがある。どんな生き方であろうと生きていれば辛いことも楽しいことも、いろんなことがある」

と語っていました。40年以上、路上生活者として生きてきた太郎さんの言葉だからこそ伝わるものがありました。正直、この動画を見ると元気が出ますよ。

続けてコチラです。「広島県営SNS 日刊わしら」のX(旧ツイッター)の投稿です。2024年にインタビュー記事が上がっていたそうです。

クリックして記事を見てみると、なんと! 「1947年広島県広島市安佐南区出身。広島大学卒業。」と書かれていますっっっ。

そしてここでも、広島太郎さんの名言が!

「人生は全て成り行きなんだ。可能性があればチャレンジだ。それを考えないといけないんだ。
例えば運転免許を取るには30万円かかる。タレント養成所に入るのも同じくらいかかる。同じ値段でも可能性があるのならなんでもやってみるべきだ。(=ホームレス、アウトサイダーアーティスト)」

あと、歌が上手です。いい声です。こんな動画もありました。

路上から広島を盛り上げてくれていた広島太郎さん、いままでありがとうございました。

(上記内容は記事作成時点でのものです)
【書いた人/ささかず編集長】

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