【ご近所の草花】タンポポそっくりな花は何だろう？？広島市植物公園の久保さんに聞いてみた！

読者の”まちゃくん”さんから「タンポポそっくりな花が川沿いに咲いていました。この花は何ですか？」とメールをいただきました。

確かに川沿いに良く咲いている花ですね。

↓こちらがタンポポの写真です。

近くで見ると確かにタンポポそっくりです。
早速、広島市植物公園の久保さんに聞いてみました！

タンポポのように見える花ですが、これは「ブタナ」というキク科の植物です。
タンポポに似ているので、タンポポモドキという別名もあります。
見分け方ですが、この写真の花がついている茎をよく見ると、枝分かれして１つの茎に複数の花がついていますよね。

タンポポのなかまであれば、１つの花茎に1つの花（頭状花）がつきます。

ところで、1つの花と書きましたが、ばらばらにしてみると、実はたくさんの花が集まっていることがわかります。
タンポポの綿毛と実をイメージするとわかりやすいですが、その綿毛の数だけ小さな花が集まって咲いているのです。

それから、豚の菜っ葉とついたちょっとかわいそうな名前の由来ですが、フランス語の「Salade de porc（豚のサラダ）」の直訳です。一応人も食べられますが、豚が好んで食べることからこの名前がついたようです。

ブタナ。。。ちょっとかわいそうな名前ですね。
散歩の途中に見かけたら、タンポポとの違いを確認したいと思います。

広島市植物公園では、臨時休園の期間中、日替わりで植物の話題を提供されています。
もやしの育て方が掲載されていました。楽しそう。
ぜひご覧ください。

まるごと安佐南＆安佐北ブログ。では、ご近所で知りたい草花の写真を募集します。
投稿していただいた写真は、植物公園の方に伺ってのちほど、まるごとブログ。に掲載予定です。

そして、応募された方のうち、抽選でザメディアジョンが出版した本をプレゼントします。