以前は「子ども食堂」といえば、なんらかの理由で親と夕食の時間が取れない子どもたちに食事を提供する場・・・というイメージがあったけど、最近は「地域の子どもたちの新しい交流の場の一つ」となっているようです。
つまり、かわいそうな子どもたちのための場所ではないのですーー!(まずはこれを前提にこの記事を読んでね)
さて、安佐南区の「川内集会所」で「川内にこにこ食堂」が毎月1回オープンしているみたいです。昨年7月にスタートし、約1年がたちました。
日時は毎月第4木曜15:00開始で、17:30にみんなで手を合わせて「いただきます!」を行って、18:30頃に終了するようです。
↓ここが川内集会所です。隣は公園です。
↓対象は、「こどもからおじいちゃん、おばあちゃんまで」と書かれています。つまり、地域の誰でもOKということですね(笑)
参加料は、大人300円、子ども100円。なんとも激安です。食材はご近所のいろんな施設・団体から支援があるとのことです。
子どもたちは食事の時間になるまで、集会所の2Fで、宿題をやったり、遊んだりしているようです。ゲーム機の持ち込みはNGなので、保護者としては安心ですな。ご近所のじいじ・ばあばも参加して、トランプなどをするときもあるようです。
それではお待たせしました。気になる食事メニューです~。
↓いろいろな料理が味わえるようです。大皿に並んで、バイキングのような感じです。お肉、魚、野菜を使った料理がたくさんありました。
これはニンジンとかコンニャクとか。味がしっかり染みてそうです。
これはオクラと根昆布でしょうか。ネバネバしてパワーが出そう。
これだけの料理を作ってくれているのは、ご近所の女子たちです。愛情のこもった料理を作られています。
「子どもも大人も関係なく、地域の人たちが安心してニコニコできる場所を作りたいと思って活動しています。子どもたちが喜ぶ姿を見ると、行動して良かったなあとつくづく思います」
参加は子どもたち同士だけでなく、お母さん同士で来られる人も増えているとのこと。
「地域の人たちに、気軽に立ち寄っていただけたらうれしいです」と岡本さんは話してくれました。
そして、8/22に、広島西南ロータリークラブ(山下幸彦会長以下会員68名)が、この「川内にこにこ食堂」に新しい冷蔵庫を寄付したようです。その寄贈式もありました。
・・・ところで、よく耳にはするけど、詳しくはわからないロータリークラブとは一体どんな組織!? ゴルフ場の何か!?
「ロータリーは、事業と専門職および地域社会のリーダー約120万人が集まる国際的組織です。人道的奉仕を行いながら、すべての職務における高い倫理基準を奨励し、世界の親善と平和の確立に寄与しています」とのことです。
公式サイトはコチラ↓
冷蔵庫の寄贈は「川内にこにこ食堂」が今年度のロータリークラブの地区補助金特別プロジェクトに採用されたためです。ロータリークラブの青少年奉仕委員会の杉本清英さん(株式会社第一ビルサービス)たちが訪れて補助金の使い道を話し合い、古くなっていた冷蔵庫を買い替えることになったそうです。
この人が杉本さんです。今回の補助金特別プロジェクトで活躍されました。
こちらが広島西南ロータリークラブの人たちです。地域の奉仕活動に力を入れているようです。
この日、本格的なかき氷機を持ち込み、デザートにかき氷を作って配られていました。
子どもたちがかなり喜んでいました
これからも名前の通り、川内のみんながニコニコする場であり続けてほしいですね!
■川内にこにこ食堂
[場所]川内集会所(広島市安佐南区川内3-8-25)
[日時]毎月第4木曜 15:00-18:00
※昼12時以降に警報が出たら中止
[参加料]大人300円、子ども100円
※予約なしでも利用OK。ただし予約しておいた方が無難
[対象]こどもからおじいちゃん、おばあちゃんまで
[主催]川内にこにこ食堂運営委員会
(母子寡婦福祉会/社会福祉協議会/民生委員/児童委員協議会/地域包括センター)
(書いた人/ジャッキー・リンガー)