昨日から始まっている広島の風物詩「とうかさん祭り」。
毎年6月の第1金・土・日曜に開催される広島市中区にある圓隆寺の鎮守神「稲荷大明神」のお祭りで、稲荷を音読みで「とうか」と呼んだのが語源だそう。
始まりは江戸時代初期、原爆で廃墟となった翌年もやぐらを組み、浴衣姿で輪になって踊ったと言われているほど市民に愛されてきた祭りで、令和元年の今年でなんと開催400年目とのこと。そこで今年は3日間限定で記念の御朱印と御朱印帳が販売されるそうです。さらに、去年から参拝記念品が新しくなり「壱法符」という大願成就の御守りになったみたい。(壱法符の詳細はこちら)従来の記念品だった破魔うちわも引き続き販売しているそうですよ。とうかさんに行ったらまずは、祭りのあいだだけ御開帳される御神体を参拝して、初穂料300円を払って「壱法符」をもらいたいですね。夕暮れからは大混雑するので早めに参拝するのがおすすめです。
そして、「とうかさん」といえば、浴衣。
全国的には7、8月から着始める浴衣ですが、広島っ子は一足早くとうかさんで浴衣を着始めます。日本で一番早く浴衣を着て出かけるお祭りとも言われているそうで「ゆかたできんさい祭り」(公式サイト)も同時開催されます。メイン会場の中央通りは歩行者天国になり、浴衣踊りや浴衣ファッションショーなどが行われます。
浴衣で行くと特典があるデパートやお店も多いですよ(特典一覧はこちら)。
シャレオ中央広場では7(金)と8(土)の13時から20時まで「ゆかた市場」が開かれ、浴衣を買ってその場で着付けをしてもらうことができます。手ぶらで行ってまずはシャレオからスタートするのも良さそうですね。
浴衣で気になる着崩れも「ゆかたを直しんさい」というブースが袋町公園、シャレオ中央広場、国際ホテルにあるので安心。500円で直してもらえるそうです。
一番賑わうのはメイン会場で歩行者天国になる中央通りですが、シャレオ中央広場や本通り、並木通り、平和大通りなどにも屋台がたくさんでます。
ローストチキンなどのB級グルメとともに広島レモンハイボールなどが楽しめる袋町公園の「ハイボールガーデン」もおすすめ。
私個人的には、子どもの頃から行っていたからか、新天地公園のこじんまりしたやぐらの雰囲気がすきです。ラムネやかき氷、綿菓子などが安く買えて、親はおつまみと生ビールが楽しめて、なかなかいいですよ。
(↓いつかの写真、この年は雨が降りました。とうかさんは基本的には雨天決行です)
とうかさんでステキな写真が撮れた方は「とうかさん祭りフォトコンテスト」があるみたいですよ。→こちら
あ、三越のライオンが今年初めて浴衣を着たそうですね。こちら↓
とうかさんはお昼から21時まで開催しています。小さなお子さんといっしょなら、比較的人手の少ない日中が動きやすくていいですよ。
お祭り期間中の交通規制はこちら。
屋台グルメを片手にぜひ浴衣でとうかさんを楽しんでくださいね。
(上記内容は記事作成時点でのものです)
【書いた人/ayamina】