ありがとうございます。
「連日の大雨の影響か、仕事で使っている軽トラにキノコが生えていました。いままでこのようなことがなかったのでびっくりしました」
確かに、今年の梅雨の雨は凄かった。
やっと晴れたと思い外に出たら、きのこが生えていたらびっくりしますね。
早速、広島市植物公園の久保さんに伺ったところ、残念ながらきのこは専門外ということでした。
代わりに、キノコの専門家、日本菌学会会員・きのこアドバイザーの井本敏和さんに聞いてくださいました!
井本さん、久保さん、ありがとうございます。
ヒイロタケ Pycnoporus coccineus (Fr.) Bondartsev & Singer
もしくは、シュタケ Pycnoporus cinnabarinus (Jacq.) P. Karst. のどちらかだと思います。
2種の肉眼的違いは傘の裏面の管孔(子実層)の直径です。
ヒイロタケは孔がとても小さく、1mmあたり5~7個の穴が並ぶのに対し、シュタケは2~3個ですので、ルーペが無いと孔がハッキリ見えなければヒイロタケでしょう。
顕微的にもシュタケの胞子の方がやや大きいです。
広島で見られるのは、ほとんど(すべて?)がヒイロタケですので、お問い合わせのきのこもヒイロタケだと思います(シュタケだったら大発見ですが・・)。
ヒイロタケは食用になりませんが、ペクチナーゼやマンナーゼ等を含んでおり研究材料として有用です。
もしくは、シュタケ Pycnoporus cinnabarinus (Jacq.) P. Karst. のどちらかだと思います。
2種の肉眼的違いは傘の裏面の管孔(子実層)の直径です。
ヒイロタケは孔がとても小さく、1mmあたり5~7個の穴が並ぶ
顕微的にもシュタケの胞子の方がやや大きいです。
広島で見られるのは、ほとんど(すべて?)がヒイロタケですので
ヒイロタケは食用になりませんが、ペクチナーゼやマンナーゼ等
写真だけでは区分けがつきにくい。。。やはりきのこの世界は奥が深い。
そして、シュタケだったら大発見だったんですね!
次回、生えたときに確認してみてください。
きのこについて、もっと詳しく知りたい方にお勧めなのがイベントがこちらです。
【イベント名】野生きのこ展
開催場所/広島市植物公園
開催期間/2020年10月10日(土)~10月25日(日)
内容/広島県に発生する様々なきのこについての写真やパネルを用いて紹介します。
24、25日には実物のきのこの展示やきのこ鑑定も行います。
広島県の色々なきのこを知ることが出来るんですね。楽しそうです。開催場所/広島市植物公園
開催期間/2020年10月10日(土)~10月25日(日)
内容/広島県に発生する様々なきのこについての写真やパネルを用いて紹介します。
24、25日には実物のきのこの展示やきのこ鑑定も行います。
広島市植物公園では、毎年恒例のサマーフェアが開催されています。
新型コロナウィルス感染症対策のため、縮小・人数制限などはありますが、子供の大好きな水遊び広場は開催されるみたいですよ~。
まるごと安佐南&安佐北ブログ。では、ご近所で知りたい草花の写真を募集します。
投稿していただいた写真は、植物公園の方に伺ってのちほど、まるごとブログ。に掲載予定です。
そして、応募された方のうち、抽選でザメディアジョンが出版した本をプレゼントします。
■応募方法
デジカメ、スマートフォン等で撮影した写真ファイルを下記応募フォームにて送信してください。
※写真は3枚ぐらいまで。
※花や葉の形がわかるように、大きく撮影したものと、全体が写っているものを送付してください。
※サイズの大きい写真は掲載時に縮小してアップする場合があります。
※周囲の人物や車のナンバーなどが写っている写真に関しては、こちらでモザイクをかけるか、該当部分をトリミングさせていただく場合があります。
※添付ファイルは最大10Mまでです。
■次の事項をご記入ください。
〇投稿者名(お名前・ニックネームどちらでもOK)
記号や顔文字、機種依存文字はご遠慮ください。
〇撮影場所
例:安佐南区の中須公園
〇撮影日
だいたいで結構です。
〇コメントやエピソード
写真の紹介文や、楽しい話などをお書きください。
〇メールアドレス・電話番号
プレゼントの発送先などを確認させていただくためのものです。
※ご応募いただいた画像が必ず採用されるわけではございませんのでご了承くださいー。
【応募先フォームURL】
※情報内容冒頭に「ご近所の草花」とお書きくださいね。
たくさんのご応募お待ちしております!
(上記内容は記事作成時点でのものです)
【書いた人/さつまいもこ】