広島市安佐南区沼田町伴地域を拠点に活動中の「國光神楽団」の若き団長であり、神楽研究家の柿出浩輔さんから情報と写真が届きました。ありがとうございます。
「このたび、復活演目を中心とした神楽公演を本拠地である安佐南区沼田町(伴東)において開催します。古典演目の上演はもちろん、照明や進行に舞台芸能的な要素も加えながら『新しい十二神祇神楽』の上演に挑戦します。地元の方はもちろん、遠方の方も大歓迎です。ぜひご来場くださいませ」
國光神楽団については以前、団員募集で記事になっています。2022年1月にできたばかりの神楽団で、広島市安佐南区沼田町伴地域を拠点に活動中です。記事はコチラです。
さて、コチラが神楽公演のポスターです。かっこいいですね!
2024年8/25(日)10:00開演(9:00開場)で、「沼田公民館」3Fの大集会室で行われます。13:00頃まであるそうです。
コチラは國光神楽団の説明と、当日の演目に関する解説が書かれています。
さて、、、『新しい十二神祇神楽』というのが何なのか。気になりますっっっ。ということで、上演前夜、「沼田公民館」で設営準備をしている國光神楽団に直撃することにしました。
コチラが「沼田公民館」です。別名「火山館」です。
あ、入口付近で道具を搬入していました。ここで思い切って声をかけたーー。
3Fの大集会室です。設営がはじまっていました。夜遅くまで時間はかかるとのことです。がんばっ!
さて、コチラが國光神楽団の若き団長であり、神楽研究家の柿出浩輔さんです。年齢は23歳です。それでは緊急独占インタビューです。
「國光神楽団について教えてくださーい」
「自分の地元である広島市安佐南区沼田町伴地域を拠点に、2022年に旗揚げしたばかりの神楽団です。まだ未熟な団体ですが、十二神祇神楽(じゅうにじんぎかぐら)という広島市を中心に継承されている神楽の保存と伝承、そして発展に取り組んでいます。小・中・高校生、大学生など若いメンバーを中心に日々活動しています」
※神楽の写真はすべて、柿出団長さんからスマホに送ってもらいました。
「十二神祇神楽というのは、一体何なのでしょうか」
「十二神祇神楽は広島市を中心に約30団体が継承している神楽で、島根県や広島県北に伝わる人気の岩見神楽とは異なり、ずっと昔から各地域の伝統文化として継承されてきた神楽なんです。昔は100団体ぐらいはあったのですが、次第に継承が途絶えてしまいました。自分も以前は岩見神楽をやっていましたが、地元であるこの安佐南区沼田町伴地域の十二神祇神楽を伝承することに力を注ぐことにしました。廃絶してしまった演目の復活などにも取り組んでいます」
「熱いですね! それでは明日8/25(日)公演の見どころを教えてください」
「十二神祇神楽(じゅうにじんぎかぐら)という神楽は古いというイメージがありますが、ガラッと変えて『伝統と革新』をテーマに、新しく照明や音響、進行などで娯楽的な要素を取り入れて、新しい見せ方に挑戦します。うまくいくかどうかはわかりませんが(笑)」
「それ、熱いじゃないですか!」
「今回の公演は今年、みんなが最もがんばっています。いろいろと新しい挑戦をしていますが、今回もこの一つの挑戦をみなさんに楽しんでいただけたらと思います」
「挑戦、、、すばらしいですね! 応援したくなりました。明日がんばってください!」
明日8/25(日)10:00から開演です。特に安佐南区沼田町伴地域あたりに住んでいる人は、自分たちのご先祖様が見ていた神楽を見てみてくださーい。そして、地元の熱い若者たちの情熱を感じましょうー。
日時:2024年8/25(日) 9:00開場 10:00開演
場所:沼田公民館大集会室
(広島市安佐南区伴東7-64-8 沼田合同庁舎(火山館)3階)
主催:國光神楽団
特別出演:大塚神楽団
助成:公益財団法人ひろしま文化振興財団
後援:中国新聞社・広島市・広島市教育委員会・中国放送・広島テレビ・広島ホームテレビ・テレビ新広島
プログラム:
①國光神楽団「神降し」
②國光神楽団「唐女」
③大塚神楽団「剣二刀の舞」(特別出演)
④國光神楽団「鯛釣り」
⑤國光神楽団「五刀舞」
⑥國光神楽団「蛇切り」
(上記内容は記事作成時点でのものです)
【書いた人/ささかず編集長】
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