働く人々の姿を通して見る、115年前の缶詰工場の歴史
2026年3月7日(土)から7月5日(日)まで、広島市南区宇品御幸の「広島市郷土資料館」で企画展『写真で見る宇品陸軍糧秣支廠』が開催されているみたいです。

広島市指定重要有形文化財でもある広島市郷土資料館のレンガ建物は、今から115年前の明治44年(1911年)に、「宇品陸軍糧秣支廠缶詰工場」として建てられたもの。今回の企画展では、当時の作業風景の写真や、使用されていた道具類などの収蔵資料を通して、缶詰工場の様子や宇品陸軍糧秣支廠が果たした役割を紹介しているとのことです。
企画展「写真で見る宇品陸軍糧秣支廠」📷
— 【公式】広島市郷土資料館 (@hiroshimakyodo) March 26, 2026
今回の企画展では、写真の他に宇品支廠にまつわる実物資料も展示しています。
画像は「牛肉缶詰缶転用カンテラ」。宇品支廠で製造していた携帯缶詰の空き缶を照明具として再利用したものです🕯️
下側には陸軍を意味する“山マーク”が確認できますね🏔 pic.twitter.com/nXvyYoNemV

企画展「写真で見る宇品陸軍糧秣支廠」📷
— 【公式】広島市郷土資料館 (@hiroshimakyodo) April 23, 2026
写真は「カタログ『No.00 MODEL6 SANITARY SEAMER』」⚙️
工場の技師の方が所有されていた「アメリカン・キャン・カンパニー製二重巻締機モデル6キャンコシーマー」のカタログです。こうした機械は戦況が悪化すると山間部等へ疎開させられました。 pic.twitter.com/ZZLe0zt3RM
企画展「写真で見る宇品陸軍糧秣支廠」📷
— 【公式】広島市郷土資料館 (@hiroshimakyodo) May 22, 2026
1枚目が昭和58年:旧宇品陸軍糧秣支廠缶詰工場、2枚目が昭和60年:郷土資料館として整備された時の航空写真。
公園の北側にオレンジ色で囲った建物は旧食肉処理場で,戦後はある食品会社が入りました。創業時は松尾糧食工業(株)、現在のカルビー株式会社です。 pic.twitter.com/sDqkAsSCGG
4/29(水・祝)には建物の歴史に触れる「たてものウォッチング」も開催!
4月29日(水・祝)には、建物のデザインや歴史をコンパクトに紹介する「糧秣支廠たてものウォッチング」が開催。午前11時からと午後2時からの2回開催で、各回先着20名とのこと。参加費は無料で(別途入館料が必要)、当日の各回開始30分前から受付が始まるみたいです。
4月29日(水・祝)に「糧秣支廠たてものウォッチング」を開催しました!
— 【公式】広島市郷土資料館 (@hiroshimakyodo) April 29, 2026
学芸員が当館の意匠や名残について解説しながら、参加者の皆様に建物内外を案内しました🧱🚶♂️
今年は例年よりも多くの方々にご参加いただきました。ありがとうございます! pic.twitter.com/mH9pwNEYr3
また、毎週日曜日の14時からは約20分間、学芸員が展示の見どころを紹介してくれる「展示ガイド」も行われているそうです(事前申込不要)。
入館料は大人100円、高校生やシニアは50円で、中学生以下は無料です。休館日が変則的な日もあるので、行く前にチェックしてみてくださいね。
住所: 広島市南区宇品御幸2-6-20
電話: 082-253-6771
開館時間: 9:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日: 毎週月曜(5/4を除く)、3/24(火)、4/30(木)、5/7(木)、5/8(金)、5/12(火)、5/13(水)
入館料: 大人100円、高校生・シニア50円、中学生以下無料
駐車場: できるだけ公共交通機関をご利用ください。近隣の商業施設への駐車はご遠慮くださいとのこと。
公式ホームページ: http://www.cf.city.hiroshima.jp/kyodo/
(上記内容は記事作成時点でのものです)
【書いた人/ささかず編集長】
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