広島市安佐南区&安佐北区あたりの地域情熱ブログ。さあ、僕たちはこの町でどうイキるか。

【ご近所の草花番外編】この木の実は食べれるの?広島市植物公園の久保さんに聞いてみた!

先日、川沿いを散歩していると↓のような実が落ちていました。
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周りを見ていると結構落ちています。
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落ちているところの上を見てみると、木になっているもののようです。
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おいしそうなので子供が食べようとします。
食べても大丈夫なのでしょうか?
早速、広島市植物公園の久保さんに聞いてみました!

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写真の植物は、「ヤマグワ」というクワ科の植物です。
絹糸をとるカイコ(蚕)の餌として知られるマグワ(クワ)のなかまになります。
ちなみに、マグワは中国原産で、養蚕のために古い時代に日本に持ち込まれた栽培植物です。
文部省唱歌の「赤とんぼ」に歌われているので、木の姿は知らなくても、名前を知っている人は多いのではないでしょうか。

さて、このヤマグワは県内の山間部に広く自生があり、鳥が種を運ぶので河川敷でもときどき見かけます。
黒く熟してから食べると、甘酸っぱい味がしますが、マグワの実と比べると食感が少しもさもさした感じです。

英語で呼ぶと、欧風でおしゃれな感じになるので、最近では、桑の実というよりマルベリーと呼んだほうが通りがよいかもしれません。
他に思いつくものとして、例えばクコの実と言うと杏仁豆腐のイメージですが、ゴジベリーと言われると体によさそうな特別な食べ物のようにも思えてきます。

現在では、桑のなかまは栽培されることがほとんどなくなりましたが、明治期の日本の製糸業を支えた重要な植物です。
その名残として、国土地理院の地図記号には桑畑の記号があり、ほかの畑や樹木と区別されています。
また、雷除けの「くわばらくわばら」も桑の木にちなんだおまじないです。
桑田さんに桑本さん…名字や地名にも桑の字は使われていますね。
マルベリー。おしゃれな果物のような名前ですね。
今度見かけたら、食べてみようと思います。


広島市植物公園は5月18日に開園再開されました!

当面の間、以下の項目に該当される方の入園はご遠慮くださいとのことです。
☑発熱や軽度であっても咳・のどの痛みなどの症状がある方
☑マスクの着用のない方 
☑広島県外に在住の方
☑大人数での来園(同一世帯の場合を除く)

ルールを守って、植物を楽しみに行きたいですね



まるごと安佐南&安佐北ブログ。では、ご近所で知りたい草花の写真を募集します。
投稿していただいた写真は、植物公園の方に伺ってのちほど、まるごとブログ。に掲載予定です。

そして、応募された方のうち、抽選でザメディアジョンが出版した本をプレゼントします。

■応募方法
デジカメ、スマートフォン等で撮影した写真ファイルを下記応募フォームにて送信してください。
※写真は3枚ぐらいまで。
※花や葉の形がわかるように、大きく撮影したものと、全体が写っているものを送付してください。
※サイズの大きい写真は掲載時に縮小してアップする場合があります。
※周囲の人物や車のナンバーなどが写っている写真に関しては、こちらでモザイクをかけるか、該当部分をトリミングさせていただく場合があります。
※添付ファイルは最大10Mまでです。

■次の事項をご記入ください。
〇投稿者名(お名前・ニックネームどちらでもOK)
記号や顔文字、機種依存文字はご遠慮ください。
〇撮影場所
例:安佐南区の中須公園
〇撮影日
だいたいで結構です。
〇コメントやエピソード
写真の紹介文や、楽しい話などをお書きください。
〇メールアドレス・電話番号
プレゼントの発送先などを確認させていただくためのものです。

※ご応募いただいた画像が必ず採用されるわけではございませんのでご了承くださいー。


■締め切り
2020年5月30日まで


応募先フォーム
※情報内容冒頭に「ご近所の草花」とお書きくださいね。


たくさんのご応募おまちしています!


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